自分が変わるのが見える

 

人生を変えるには、時間を変えること、住む場所を変えること、付き合う人を変えること、この3つだと言われています。つまりは環境を変えるという意味だと思います。環境が変わることで、考え方が変わることは多くあります。就職したり、結婚したり、環境が変わることで変わった人を沢山見ました。

それは良いこともあれば、悪いこともあります。人はその環境に適応しようとするもので、それが変わる一番の原因なのだと思います。落ち着くように、面白いように、その動機はわかりませんが、適応する作用です。

今私が直面しているのは、環境が変わらないのに気持ちが変化する事態です。環境変化があまりないのに、気持ちの変化がある時は、過去思い当たりません。ずっと同じ仕事をしているのですが、また今年も同じことをやるのかと考えると、急激に落胆しました。それは自分の面白いと思う方向ではなかったからだと思います。

自分が面白いと思うことは、知らなかったことを知る、出来なかったことが出来るようになる、そういった学んで行く過程です。その機会が減った時、足りないものを感じる時間になってしまう。変わらないことは自分にとっては面白さを欠くことで、耐え難いことです。それを労働という、他人に支配された環境で期待していたことが間違いでした。

自分を最優先に考え、自分と共に死ぬまで人生を歩むのは、自分を置いて他にいません。そのことをわかっていた気になっていたけど、こうならないと実際はわかっていなかった。だから、自分が何に楽しさを、面白さを、幸せを感じるのかを理解しているならば、その行動を起こそうと、当たり前だけど思っているのが最近です。

他人から与えられた幸せはもろくて、自分が得た幸せは強い。そう思わない?今、すごくそう思う。