生きていることの実感。

 

生きていることを実感する。ああ、自分は生きている、今この世界にいるんだと強烈な感情を伴う。

女の子は演技していると言うけれども、男も同じものだと思う。大事にしてあげるべきである。本人の大事な部分を自分にさらけ出してくれるんだ、尊い以外に言いようがないじゃないか。その気持ちを愛する。

懸命な姿は愛おしい。可愛いよ、ありがとう、気持ちいいよ、そんな言葉をかけ続ける。ちょっとでも照れる表情は、たまらなく愛おしくて美しい。この世の全てだ。

キスは距離が縮まった様な気がするから好きです。大好き。心は満たされる。抱き合ってするキスはより格別。今日はリップクリーム忘れちゃったなという後悔、それもまた嬉しさを覚えるものである。乾いた唇を舐める自分の舌が、感覚を思い出させる。

人と人が互いの体温を感じあう、この世で一対一の関係性。他には誰もいない、世界には一人称と二人称だけが存在して、時間という概念すら失う。君がどんな人生を歩んだか、その物語の一章すら知ることは出来ないけれども、今真剣に君だけを見ていることに疑いを挟む余地はない。

これ以上生きるを感じることが他にあるだろうか?死ぬまで生きるのだ。自分は本当にこの世に存在しているのだろうかと疑いを挟みたくなる人生、絶対的に生きるを感じることをしないと、生きてる心地などしないであろう。ああ、自分は今日も生きているよ。