残暑な本日の日記

 

今日は、9月に入ってもまだ夏は終わらないぜ!とでも言いたげな快晴でした。仕事で外に出ていたので、残暑体験参加しました。あつあつ暑かった。

前もどこかで書いた気がしますが、今の職場は青春を過ごした街で、仕事で回る地域もよく知った場所です。記憶の片隅にぼんやりとあった家族との思い出から、中高生の熱くて甘酸っぱい思い出まで、1つ1つの場所を訪れるたびに鮮やかに蘇ります。

思い出というものは心の引き出しにしまいっぱなしで忘れてしまうものだけれども、何かきっかけがあれば蘇るものなんだなと思います。土地もそんなきっかけの1つであり、それは本に挟んだしおりのように、パッとその景色と匂いと思いへと瞬間的に導いてくれるものです。

その頃の自分は、成功しなくては、上手く立ち回ろう、他人を出し抜け、あいつに負けるな、もっと強く、もっと上へ、もっともっともっともっと、、、そんな前のめりに生きてたのだろうか?そんなことはない。楽しいか楽しくないでしか判断していなかったのだから。

前のめりに走っていたらコケたら大怪我をする。高く跳ぼうとばかりしていても着地を上手く出来ない。自然に溢れる気持ちを超えて、欲と見栄が自分を動かして苦しめているんじゃないの?力んで生きていてもしょうがないんじゃないの?

どこまでも青く続く空と海、山を覆う緑に目を奪われ、思い出の地を訪れて心奪われ、美味しいもの食べながらそんなことをぼんやりと考えていました。

天才でないし完璧にもなれないけれど、自由で生命の安全が確保され幸福の追求が許されている社会に生まれたのだから、それに甘えながらのびのび過ごせれば幸せなんじゃないかな。

幸せの象徴として、最後に今日食べた劇ウマシラス海鮮丼の写真を載せておきます。

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ボリームバッチリ、味もバッチリ。また行こうと思います。いい一日になりました。