若い人に指導する

 

若い人に講釈垂れるのが、理解出来なかったうちが、もしかしたら若い人であったのかもしれない。

無邪気で軽率な姿を見ていると、勝手に自分を重ねてしまう。

自分にも成功した部分と、失敗した部分がある。成功体験は同じようにしてもらいたい。一方で、失敗は繰り返さないで欲しい。

人のためと思って言ってる気になってるかもしれないけど、自分が満足したいだけだよね?自分が上手く行かなかったことを棚に上げて、人にはこうせよと言うんでしょ?うるさい。お前に言われたくない。

わかるわかる。自分もそう思ってた。

でも最近思うようになったんだ。もし同じ道をそのまま辿った時、同じ苦しみを味わって欲しくはない。

自己満足?そうかもしれないね。そうだと認めるけど、君、そのままだと同じ道を歩むだろうね。

情はなくて、仕事だから教えてる。けれど、失敗する必要はない。若い人に期待を懸けたくなる。とは違うかもしれないけど、何か期待はしてるのかもね。